糸川まさあき
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参議院比例代表(全国区)支部長
全日本空手道連盟 理事

公益財団法人 全日本空手道連盟 会長笹川 堯 先生との対談

オリンピックの正式種目に採用され、
歴史的節目のひとつを迎えた「空手」の
これからについて、
全日本空手道連盟 会長・笹川堯先生を迎え、
お話を伺った。

東京オリンピックに向けて、
連盟で力を入れていることはなんでしょうか?

笹川会長
選手の強化以外では「審判の質の向上」というものに力を注いでいます。出場する選手には、夢に見た晴れ舞台で悔いの無いプレーをしてもらいたいからです。
糸川
笹川会長は世界空手連盟の会長でもあるので、国内だけでなく世界に向けて審判の質の向上を発信しているんです。自国の競技の際には、他国の審判が付きますから、審判の質の底上げが急務なんです。
笹川会長
もうひとつは、2020年に向かい全力を挙げて準備する一方で、その4年先のパリ、その次のロサンゼルスでも空手が正式種目として採用されるよう、すでに動き出しています。それには、糸川正晃君のような若い人が、これからやっぱり政治家として大成してもらって、先頭に立って政治力を発揮してもらいたい。

競技が強い、面白い、それだけではなかなか種目として採用されない。
政治的な活動も大事だと伺いました。

笹川会長
IOC(国際オリンピック委員会)会長のトーマス・バッハさんとお目にかかった際に、ぜひ空手を採用してほしいという話をしましたら、バッハさん曰く、「東京で推薦されれば、我々は考える」と。東京で推薦するということになりますと、東京都ということになりますので、東京都議会議員にお願いをし全員賛成という結果となりました。やはり政治の後押しのないものは伸びていかないと、こういうことだろうと思いますので、糸川君には、これから武道、スポーツ、芸術などの振興も頑張ってもらいたいと思っています。
糸川
僕の使命というのは、もちろん今回の東京オリンピックに全力を投じながらも、この先に繋げていくには、空手を知らない人たちに、もっと空手競技の魅力を知っていただく、体験していただく。そういう機会をどんどん作らないといけないと思っています。そのひとつとは、学校教育の場ですね。これもまさに会長のお力で実現した「学習指導要綱」の中学校の中に、柔道、剣道、相撲と並び、空手を含む他の武道も入ることができました。必修科目となれば空手経験者の教員の採用など人材活用にも道が広がります。

空手の魅力はなんでしょうか?

笹川会長
空手はもともと自分の身を守って、敵をやっつけるという武道ですが、競技スポーツにしなければ、すそ野が増えない。そのためにはルールが大事。ルールがしっかりしていないと試合もできないし、ルールを守っていれば安全もついてくる。オリンピックの入会の資格は健康と安全ですからね。その点、空手は保険にみんな入って競技をやりますが、保険金の支払いは、種目別では下から数えた方が早いんです。
糸川
空手は競技年齢も幅広くて、今は女性も多い。子供の試合を見て感動して、自分たちも始めるお父さん、お母さんもいらっしゃいます。場所をとらないで出来るし、道具も特別要らないですからね。

連盟で力を入れている活動はなんでしょうか?

糸川
障害者の方も非常に多いんです。障害者の大会を東京では12年間やってきています。ドイツでも関心が高くて、日本のノウハウを提供していますが、障害者の方たちも楽しめるスポーツなんだということを広く世界に知っていただくように努力をしなきゃいけないと思っています。
笹川会長
特に障害者のご家族が、熱中するものが出来たと喜んでいらっしゃる。
糸川
すべての人に楽しんでもらえるようにしていくというのがこれからの目標ですね。
笹川会長
小さい子どもが身体を動かして運動して、遊びながら覚えられる。なかなか足を蹴飛ばすような機会って普段ありませんからな。兄弟ゲンカでも足で蹴飛ばして蹴るわけにはいかないから。ただ、空手は防具付けているから、道場で蹴飛ばせるんですよ、大きな声出して、元気はつらつ。だから、私は「お父さん、お母さんにありがとうって言いなさいよ」と、いつも賞品を渡しながら、みんなに言う。お父さん、お母さんの理解なくてはできないですから。人様にみんなお世話になっている。審判の先生も少ない報酬で朝早くから約10時間やってくれるんだから。

選手に向けてメッセージをお願いします。

糸川
それぞれの舞台での選手というのがいると思うんですけれども、共通していることは、空手は礼と節が非常に大事な競技です。心が強く、相手にはやさしい人になっていただいて、その結果がそれぞれの階級や団体でのメダルになるように繋がっていけば、「さすが空手」と、「空手をやっている人というのは、やっぱり人にはやさしく、そしてひとたび戦えば強い」と言ってもらえる。私たちも事務方としてサポートするので、選手の皆さんには頑張っていただきたいなと思っています。
笹川会長
しかし、お互いに健康に気をつけて、全国回って空手を普及させるのと同時に、やはり政治家を育てるのは一般の人だから、一般の人から力をいただけるように、空手の良さをわかりやすく伝えていかなければいけないね。みんなが協力して、東京オリンピックに入れたんだから、これをパリにつなげるためにもまた協力していただいて、パリの次はロサンゼルスだというふうに目標を前へ持って、その希望をどうやったら達成するかということを考えないと。空手の生徒たちが昇段試験受けて昇段していく、あるいは試合に出て勝っていく。ひとつひとつ。それと同じですよ。

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